
スマホの普及で誰でも動画が撮れるようになり、それにともなってYouTubeへの注目度も増々あがってきています。子供が将来なりたい職業の上位にユーチューバーが入ってきているのも皆さんご存知でしょう。
「私もユーチューバーになりたい」
「YouTubeに動画を投稿してみたい」
そんな人は多いと思いますが、
どうやったらいいのかわからない
何から始めればいいのかわからない
他の人はどうやっているの?
そんな人は多いはず!
ということで、今回はビデオグラファーのミナミが『YouTubeチャンネル「動画つくーる」』の収録現場におじゃまして、どのように撮影しているのかを取材してきました!
「動画つくーる」撮影現場に突撃取材!

他人のYouTube制作の裏側を拝見できる機会なんて滅多にありません。
ワクワクしながら撮影現場でもある動画機材店の「システック・トライアルショールーム」に到着!

YouTubeチャンネル「動画相談室【動画つくーるLIVE配信専用チャンネル】」では動画に関することを発信しています。
動画制作や撮影機材についての情報をキャッチしたい方は一度チェックしてみてください。

入店するとさっそく出演者である撃戦地てんちょーの瀧野恵太さんと総合演出の田島貴将さんが出迎えてくれました。

取材日は不在でしたが、お二人に加えて、ディレクター&編集の島袋賢次さんと技術アドバイザーの松尾直樹の4名で「動画つくーる」を制作しています。
今回はディレクターの島袋さんが不在でしたので、田島さんがディレクションしています。
撮影本番前の準備って何してるの?

撮影準備
まず撮影の準備として機材の配置から行っていきます。
最初に演者のポジションとカメラの位置を定めます。

次に照明の位置を決め、どうやって照らせばベストなのかを光の強さや方向をいろいろ試してみます。
今回は光を天井に跳ね返らさせることになりました。

マイクも出演者の声を一番クリアに録れるように向きと角度を調整します。

カメラのホワイトバランス、記録形式を設定、演者の立ち位置が変わらないので、ピントはマニュアルで固定にします。

機材セッティングが終わると衣装に着替えます。
今回はビシッとスーツ姿!
内容の打ち合わせ

着替えながら内容の打ち合わせに入っていきます。

ある程度の大筋を総合演出の田島さんが紙に書き出します。

2人で話し合いながらキーワードを選出し、台本の見出しを作って内容をブロックごとに形成していきます。

次に出演する「撃戦地てんちょー」のセリフである脚本をブロックごとに作っていきます。

実際に考えた脚本を口に出してみて、しっくりくるかを確かめます。
2人でアレコレ声を掛け合わせながら練り上げていく様子はまるでお笑い芸人さんが漫才やコントのネタを作っていくよう。

何度もセリフの練習するたびに瀧野さんのてんちょーキャラが段々と仕上がっていきます。

説明が難しくてわかりにくい箇所がないか、伝えなくてはいけないメッセージが漏れていないかを再チェック。
機材準備から動画の構成ができあがるまでかかった時間は2時間ほど。
どんな機材を使って撮影しているのか
では、実際にどんな撮影機材を使っているのか順番に見ていきましょう。

使用している機材をザッとまとめるとこんな感じ。
さすが動画機材屋さんだけあって、YouTube動画を撮影するにしては十分な機材がそろってます。

カメラはPanasonicの名機、「LUMIX DC-GH5」。
多くの動画クリエイターや有名ユーチューバーが使っていることでおなじみのカメラですね。
動画撮影に使うミラーレス一眼といえば「GH5」といっても過言ではありません。

レンズは汎用性の高いズームレンズ、「LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8」。
これが一本あれば、たいていのシーンに対応できます。

三脚はLibec(リーベック)の「RT40RB」。
ヘッドは「RH25D」、一眼レフクラスのカメラには十分すぎる安定感です。

ガンマイクは言わずと知れた「SENNHEISER(ゼンハイザー)MKE 600」。
とても高品質な音声を収録できます。

ピンマイクは「RODE ロード Filmmaker Kit ワイヤレスマイクキット」。
胸元に付けることで、てんちょーの声をクリアに録ってくれます。
モフモフが付いてるほうが送信側。

もう片方の受信側をカメラに接続します。
編集する時にガンマイクとピンマイクの音声を上手くミックスするんですね。

照明は「Lupo SUPERPANEL DUAL COLOR」。

400個のLEDを搭載しており、裏側のツマミで明るさや色温度も好みに合わせて調整できます。

GH5で撮っている映像をHDMIケーブルで出力し、

カメラ上部にセットした「ATOMS SHOGUN INFERNO」に入力し、モニタリングとバックアップの録画を行います。
ちなみに「GH5」はデュアルスロット(記録メディアが2枚入る)なので、バックアップをメインの「GH5」と「ATOMS SHOGUN INFERNO」のダブルで収録することができます。
これはとても安心ですね。

そして「ATOMS SHOGUN INFERNO」と「ATOMS SUMO 19」をつないで演者(てんちょー)自身がどのように映っているか確認できるようにしています。

以上のような、とても贅沢なセッティング。
全て買いそろえると総額いくらになるんだ??
いざ、撮影スタート!

今回は「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」というカメラと「DJIのRONIN-S」という手ブレを抑えてスムーズな撮影を可能にするジンバルとの組み合わせを紹介する動画です。
本番直前に「いつもどんな気持ちで撮影に挑んでいるのか」をお二人に聞いてみました。

「ちゃんとした有益な情報をお伝えすると同時に、ユーモアも交えて穏やかな空気感のある動画作りを心がけています」と撃戦地てんちょーの瀧野さん。

「動画つくーるの顔である撃戦地てんちょーの魅力がシッカリと伝わるように常に意識しています」と総合演出の田島さん。
お二人とも真剣です!
適当に作っているわけじゃないんですね。

さぁ、ピンマイクを付けて、いざ撮影スタート!

あ、そうそう、撮影するときはPCやスマホの通知音をすべてOFFにするのを忘れないように!

エアコンの音も邪魔なので切っておきます。
撮影開始

まずは全体の流れを把握するために、最初から最後まで通しで収録します。
時折、セリフを噛んだり言い間違ったりしますが、編集でカットするので気にしません。

音声がきちんと収録されているかをヘッドホンで確認しながら撮影を進めます。

撮影が進むにつれ、だんだんと撃戦地てんちょーのキャラにエンジンがかかってきます。

撮影の途中でワイヤレスマイクの電池が切れるハプニングが!
でも大丈夫。
ヘッドホンでしっかり音声をチェックしていたので、すぐに気づくことができました。
電池を交換して撮影再開です!

最後のセリフを言い終わって、OKの声がかかるとすぐに動画の冒頭からテイク2の撮影へ。
改善する箇所のイメージが頭に残っているうちに撮ってしまおうということのようです。
慣れや完成イメージが固まってきたことで、2回目の方がセリフ口調がスムーズになり、撃戦地てんちょーの表情も豊かになっていました。
来客や救急車のサイレンで一時中断することがありましたが、本編の撮影は40分ほどで終了。

一通りの撮影を終え、少しリラックスタイム。
今回の動画に手応えを感じている様子のお二人。
インサート撮影

続いて動画の本編に差し込むインサートの物撮りを行います。

同じ画ばかりだと視聴者が飽きてしまうので、商品のアップを挿入して動画に変化を付けます。
勢いにノってきたので続けて2本目も撮っちゃいます!

1本目の動画を撮り終えたら場所を外に変えて2本目の撮影。

撮影できる間にできるだけ撮っておこうということです。

2本目のテーマは『写真用の三脚と動画用の三脚の違い』について。

またも準備しながらセリフ案を出し合い、脚本の骨組みを作っていきます。
まるでベテラン漫才師のよう。
動画の構成はお二人とも頭の中で事前にある程度までできあがっていたようで30分ほどで打ち合わせ完了。

さぁ、2本目の本番スタート!
道路を行き交う通行人の目線など気にしないでズンズン撮影していきます。

ショップで販売されているのは写真用の三脚が多いので、以外と動画用の三脚があるのを知らない人が多いみたいです。

2本目となると完全に撃戦地てんちょーのキャラクターが憑依している瀧野さん。
発するセリフに一片の迷いもありません。

動画ラストの決めポーズを撮って「OK!」の声がかかりました。

続いてやはりインサートの撮影を行います。

写真用と動画用の三脚ではどのような違いがあるのかを実際に比較した動画でわかりやすいように編集で差し込みます。
「動画つくーる」の読者&チャンネル視聴者にメッセージ

撮影後に総合演出の田島さんから動画つくーるの読者&チャンネル視聴者にメッセージをいただきました。
「YouTube撮影の裏側はいかがでしたでしょうか?
動画作りの楽しさを知って頂きたく思い、このような活動をしております。
撃戦地てんちょーの魅力も伝わったのではないでしょうか?
動画つくーるトライアルショールームにご来店いただけましたら、YouTube撮影で使用した機材はもちろんのこと、撃戦地てんちょーにもお会いできますので是非お越しください。
よろしければチャンネル登録もお願いしますー。」
YouTubeの始め方
一般の方にとって、今回の撮影で使用した機材一式をそろえるのはなかなかハードルが高いですが、数万円のカメラでもYouTubeの動画撮影は十分にできます。
どのような内容の動画を撮るかによって最適なカメラは変わってきますので、以下の記事を参考に選んでみてください。
初めのうちはスマホを使って撮影するのが失敗のリスクがなくてオススメ。
カメラの専門的な知識がなくても、ある一定レベルの撮影ができます。
iPhoneを使った撮影テクニックを紹介した記事もありますのでチェックしてみてください。
まとめ

「動画つくーる」YouTube撮影の裏側、いかがだったでしょうか。
チャンネル登録者が多く、再生回数を稼いでいるユーチューバーの多くは、事前にシッカリ構成を考えて視聴者のことを考えて動画を作っていると思います。
YouTubeやってみたいなーとお考えの方は、最初から完璧な動画を作ろうとしないで、記事を参考に簡単なものでいいので動画投稿にチャレンジしてみてください。
取材で訪れたシステック・トライアルショールームでは動画に関する質問や相談にものってくれるので気軽に訪れてみてください。撃戦地てんちょーがお出迎えしてくれますよ!