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あなたの「伝えたいこと」を叶える!蓄積されたノウハウで信頼を獲得する編集のプロ 松尾直樹

編集講座講師 松尾直樹
編集講座講師 松尾直樹

今回は、動画スクールの講師陣インタビュー企画の第2弾!
動画編集講座の講師 松尾直樹さんにお話をうかがいました。

松尾さんのユニークな動画に目覚めたキッカケや編集を教えることになった思いなど、知られざる松尾さんを根掘り葉掘り聞いています!幼少期から専門学校の時のエピソード、仕事や講座でのこだわりなど参考になる話が詰まっていますので、ぜひ最後までご覧になってください!

プロフィール

松尾直樹(まつおなおき)
Blackmagic design社 編集ソフト「DaVinchi Resolve認定トレーナー」所持、動画編集講座の講師。
主に編集・撮影の仕事をしており、企業の案件を中心に承る個人事業主。ひとりで仕事をこなすのではなく、複数人が絡むチームでの仕事を好む。

動画つくーるとはパートナーを組んでおり、撮影の仕事で一緒に現場に出ることや、良い映像作品を作るために瀧野さん(動画つくーる店長)と相談し合うなど強固な信頼関係を築いている。ちなみに松尾さんと瀧野さんは専門学校の同級生。

学生時代にはニックネーム「博士」と呼ばれており、豊富な知識で高度な編集もこなせる職人肌。仕事では同業者からの信頼も厚い。講座では難しい専門知識を教えるのではなく、表現したい動画の作り方を優しく教えてくれると定評。一緒に動画の仕事が会話ができる仲間を増やしたいと、仕事や講座に向き合う情熱を持つ。

プライベートでは、妻・男児のご家族で暮らしている。アウトドア派でキャンプに行って美味しいキャンプめしを披露。ミリタリーも好きでご家族で一緒に軍艦を見に行くなど、アクティブな一面もある

コロナ禍にはキャンプ場に行けないので、ご実家にある使っていない畑地でキャンプや花火などをご家族と一緒に楽しんで過ごしている。

松尾さん
意外とアウトドア派の松尾さん(左:得意のキャンプめしを披露|右:実はワンちゃんが苦手なのに預かる優しさ)

キッカケは幼少期のハンディーカムカメラ!フロッピーディスクのデジカメ?!

-まず最初に、松尾さんは何をきっかけに動画に興味を持ったんですか?

動画に興味持った最初のきっかけは30年くらい前。小学生の時にあったおじいさんのお葬式です。

おじいさんの弟が車載動画を撮るのが趣味で、そのお葬式でもハンディーカムカメラを持ってきてたんです。「僕にも撮らせて欲しい」と、そのハンディーカムカメラを貸してもらって撮影したんです。子どもながらですけどわりとキレイに撮れてて、親戚とか周りの大人たちに褒められたりして。

撮影に興味を持って「ビデオカメラが欲しい」と言ったら、おじいさんの弟さんからハンディーカムカメラをいただいたんです。その時から撮影はしてました。

参考:SONY Webサイト デジタルスチルカメラ「Digital Mavica(デジタルマビカ)」

それから中学生の頃には、デジカメにハマって写真を撮ってました。フロッピーディスクを入れて30枚くらい写真が撮れるもので、ソニーのフロッピーディスクカメラ「マビカ」というデジタルカメラを持ってて。

高校になって、最近売られているような一般的なデジカメ買ってもらって。カメラマン(フォトグラファー)になりたいなと思って専門学校のオープキャンパスにいったんですけど。写真より動画の方が大きくて良いなと思って、それで写真学科に入る予定にしたたんですけ、放送映像学科にくら替えしました(笑)

堀江アイコン
堀江

おじいさんの弟さんがハンディーカムカメラを持ってきたという、小学生の時から人生が決まっていたようですね。僕は松尾さんと同世代ですけど、フロッピーディスクを入れるデジカメがあったなんて知らなかったです。

DaVinci Resolve 認定トレーナー 松尾直樹
松尾さん

おじいさんの弟さんは、ショルダータイプのVHS規格ビデオレコーダーで趣味の車載動画を撮っていたくらいカメラが好きな人でしたね。

松尾さんは動画つくーるスタッフとも仲良し!

自分の考えを反映できる編集の道へ!動画編集ソフトは一通りマスター

-松尾さんは動画編集をメインに活動されていますが、どのタイミングで編集が良いなと思ったんですか?

専門学校の時に、他の生徒と班を組んでグループ制作をしたんですよ。そのグループ制作で僕は撮影担当でした。撮影って監督の指示通りに撮らないといけなくて、面白くないなって感じちゃったんですよ。自分の意見が言えるわけでもなく、自由度がないなって。

その時に編集に触れる機会があったんです。その当時、編集といえばほとんどダビングするだけで面倒な作業だったんです。だから、編集の作業を誰もやりたがらなくて。ディレクターも編集をやろうとしないので、それで「僕が手伝うよ」と手を上げて編集をし始めたんです。

機械の使い方を覚えて編集したら、自分の考えや意見が反映されるので「撮影よりも面白いぞ!」となったんです。それから編集の道に進んで、Avid(アビッド)、FinalCut Pro(ファイナルカットプロ)やAdobe Premiere Pro(プレミアプロ)といった動画編集ソフトを覚えていきました

学生時代
堀江アイコン
堀江

松尾さんにとって自分の意見が通るとか、自由度が高さというのが仕事を選ぶポイントだったんですね。

DaVinci Resolve 認定トレーナー 松尾直樹
松尾さん

実は僕、、飛行機や船が苦手で。カメラマンは撮りたい映像に合わせて、色んな撮影場所に行かないといけないんです。今は少し撮影の仕事もしてるんですけど、遠方の撮影依頼は可能な限り他の人に振ってます(笑)

映像業界16年!CM(短編映像)ができる会社に就職、個人事業主として撮影も

-今、松尾さんは個人事業主・フリーランスとして活動されていますが、専門学校を卒業されてすぐ独立されたんですか?

いえ、専門学校の卒業後は、制作やPRのための映像技術サービスを行っている関西の会社で編集業務をしていました。

就職活動は少し大変だったんですよ。早々に東京の会社から内定は頂いていたんですけど、技術系の仕事だったので編集の仕事がしたいと思って辞退しました。 当時、関西の会社でCM制作をしたかったんですけど、CM制作ができる会社が関西にはほとんど無かったんです。東京にはたくさんあったんですが。

「関西でCM制作ができる会社はありませんか?」
学校の就職課に聞いたところ、映像技術サービスの会社を紹介してくれました。僕がやりたかったノンリニアという編集方法をしていたのも魅力的でしたし、ぜひこの会社に就職したいと思って就職試験を受けました。

会社員時代

その映像技術サービスの会社の内定が出て就職。21歳から30歳の間、9年くらい在籍して退職しました。この会社での経験で、CMのような短編映像が得意になりました。長編映像の撮影や編集もできますけどね。

その後は、個人事業主としして主に動画編集をして、撮影や機材を扱うとかもしています。現在37歳(※取材時)なので、個人事業主では7年になりますね。

堀江アイコン
堀江

学生の頃からやりたい仕事や編集方法が確立されていて、自分の希望が叶うように動かれていて凄いですね。

DaVinci Resolve 認定トレーナー 松尾直樹
松尾さん

人が多い所が苦手というのもあって、東京で就職は避けたかったですよね。
ちなみに、一番最初に内定をいただいた東京の会社は、動画つくーるのスタッフ田島さんと一緒に面接試験に受けに行ってたんですよ。

お客さんの作りたい映像のために、”ひたすら聞いて”伝えたことを表現!

-9年間の就職経て、現在独立されて7年ほど経ちますね。動画編集のキャリアが長いですが、松尾さんが仕事をするうえで大事にされていることはなんですか?

お客さんが何を求めているのか、ひたすら聞きますね。編集って、お客さんが「こんな映像が見たいな」と思ったものを作り上げる仕事なんですよ。お客さんが出来上がった映像を見て「想像してたのと違うな」と思われて、編集後の映像に納得していないとギクシャクしたりしますね。

最初に撮った動画は、だいたいお客さんが想像してたのとは異なるんですよ。編集によって、お客さんが伝えたいことを動画を見た人に伝わるような映像にしないといけないと思うんです。映像素材をフルに使って、お客さんが伝えたいことを形にすることを意識してますね。

編集作業の一コマ

-お客さんの伝えたいことを引き出すのに工夫されていることってあるんですか?

人によって違うんですが、わざと雑談してみてお客さんが考えていることを引き出したり。「何を伝えたいですか?」と直球で聞くこともあります。

お客さんが「どんな映像を思い浮かべているのか?」を会話から汲み取って、その思い浮かべている映像とズレがないように編集して作っています。

僕が撮影に同行していないこともあります。その場合、どんな意図を持って撮影されたのか僕は分からないので、お客さんが何を表現したいのか、伝えたいのか分かりません。お客さんの話から汲み取って映像を作っていくので、編集マンは想像力豊かじゃないとできないですね。

瀧野店長と打ち合わせ中

お客さんの何気ない言葉に意図が隠れていることがあるんですよ。なぜか、みんな映像になると擬音を多用されるんです(笑)例えば「パーとなってサーと引く映像にして欲しい」とか言われるんですが、そのお客さんにとって「パーとなるとは、どんな映像なのか?」を理解するために会話が大事になりますね。

逆に言えば、話を聞いていないと明らかに失敗しますね。お客さんが大事だと思うこと、優先順位を聞き逃すこともあったんですが、そういう時は編集した映像にお客さんは納得されませんね。

堀江アイコン
堀江

お客さんが納得いく映像を作るには、話を聞く事が大事なんですね。

DaVinci Resolve 認定トレーナー 松尾直樹
松尾さん

会話をしないといけないので、編集マンを続けると人見知りの人も人見知りじゃなくなりますね。

仕事中の松尾さん

教えるキッカケは仲間づくり!映像制作も一人では限界がある…

-松尾さんはDaVinchi Resolve認定トレーナーを持っていて、動画つくーるでも講師をされていますが、なぜ編集について教えようと思ったんですか?

最近はいろんな便利な機材も出てきたこともあって、動画を始める人も多くなってますよね。今から4年ほど前なんですけど、自分で企画・撮影や編集まで映像作成が一通りする人が増えたなと、ふと感じたんです。

その時、映像作成が一通りできる人のほとんどが高度な編集技術を持ち合わせてなかったんです。基本的なカット編集しかできない人ばかりで。でも、これから高い編集技術を持った人もたくさん出てくるだろうなと想像しました。

編集を教える松尾さん

僕はモーショングラフィックを使って実写映像との合成なんかもできるんですけど、高度な編集技術を持っていても結局一人では大した映像が作れないし、やれることに限界があるんですよ。だから、まず一緒に映像が作れる仲間が欲しいなと思って。自分で教えた方が信頼関係も作りやすいので仲間が増えるかなと思って教える道を選びました。

ただ、僕は編集技術を独学で勉強したので、どんなふうに教えればいいのか悩んで。そんな時に「DaVinchi Resolve認定トレーナー」という資格があるのを知って、この資格があれば教えるのに便利だなと思って取りました。

堀江アイコン
堀江

確かに今、YouTubeやSNSで動画を上げられている人も多いですし、コロナでさらに動画需要が高まってますよね。

DaVinci Resolve 認定トレーナー 松尾直樹
松尾さん

実際に講座を始めてみると、動画編集が本業ではなくて他にも仕事を持っている受講者さんが多いんですよ。例えば、フォトグラファーや動画撮影を本業にされている人とか。

こういう、他に仕事を持っている人と一緒に仕事できれば嬉しいですね。

編集ソフトの画面について丁寧に教えている!

あなたの「伝えたい!」が伝わる映像編集を1対1で教えます!

-いろんな職種の人がいる中で、松尾さんが授業を進めていく中で大切にしていることは何ですか?

一応、教えたいことをまとめたカリキュラムはあるんですけど、受講者さんの「こんな映像を作りたい」「こんなことを伝えたい」という思いにコミットすることは意識しています。

映像編集は「伝わる」事が大事なので、受講者さんが伝えたいことは特に意識してますね。皆さん映像を通して伝えたいことがあって、それを表現できないから受講されていると思うんです。

作りたい映像に合わせて細かく教えてくれる!

あと、その人の編集に対する知識に合わせて教えます。例えば、カットのやり方が分かっていなければ、カット方法を教えたり、基本的な操作方法や編集の概念が分からない人なら編集の基礎から教えたりします。

人によって知識の幅があって。フォトグラファーだったら構図や色はすぐ決められるんですけど、ストーリーの作り方が分からない事が多いんです。そういう場合、この動画素材で「何を伝えたいですか?」と聞いて、受講者さんの思いが伝わる映像になるようにカットを並べ替え方を教えます

機材の調整中

他のカリキュラムを持ってこられる受講者さんもいるんですけど、その場合は伝えたいことがカリキュラムに書いてます。それに合わせて編集のコツを教えて「さっきより伝えたいことが分かりやすいですよね。」と編集後との違いを見てもらったりしてますね。

あと「Vlogやりたいです!」とか、とりあえず勢いだけで受講される方もしますね(笑)そういった人にも合わせて教えていきます。別に一眼レフやプロが持っている立派なカメラで撮った動画でなくて良くて、スマートフォンで撮った動画でも編集によって伝えたい映像に変えられます

堀江アイコン
堀江

いろんな人を教えているんですね。一度に多くの人を教えた方が効率的で良いじゃないですか?

DaVinci Resolve 認定トレーナー 松尾直樹
松尾さん

いっけん、一度に多くの人を教えた方が効率良く見えるんですが、そうじゃないんですよ。

8人の前で編集について話すイベントをやったことがあったんですが、数分に1回くらいのペースで質問がきて、なかなか話が進まなくて。

その人が作りたい映像を叶えるには、1対1の方が良いんですよ。

動画初心者からWelcome!つまずいている問題を解決してくれる!

-松尾さんは動画つくーるでも「編集コース」を担当されてますが、「編集コース」魅力とは何ですか?

僕は編集するのが得意なのですが、撮影もできるのでライティング(照明の使い方)もできますし。もちろん、音声やカラーディングなど編集の仕方を一通りできるというのが編集講座の魅力です。

あと、受講者さんのやりたいことに合わせて教えているところも魅力ですね。多人数で操作方法を学ぶだけスクールもありますが、それだと実践的な問題を解決できない人もいるかと思います。その人がつまずいた問題を重点的に教えたいなと思っています。動画編集の家庭教師みたいな感じで受講してもらいたいですね。

動画つくーるショールームでセミナー中

-最後にの質問になります。松尾さんはいろんな人に合わせて教えていますが、今後どんな人に編集コースを受講してもらいたいですか?

「この編集ソフト何ですか?」
「ちょっと独学でやってみたんですけど分からないんです…」
という、これから動画を始める人や動画編集で問題を抱えている人に受講してほしいですね。

仕事に限らず趣味で動画編集をしたい人でも、つまずいた問題を解決して前進できるようお手伝いできれば良いなと思っています。動画編集で問題を抱えている人は、ぜひ受講してほしいですね。僕があなたの問題に合わせて教えます!

あなたの作りたい映像編集の仕方を学ぼう!

Blackmagic design社 編集ソフト「DaVinchi Resolve認定トレーナー」を所持、知識・経験も豊富な松尾さん。動画つくーるでは、そんな松尾さんが教えてくれる動画編集講座を行っています。「編集ソフトを使ってみたけど、操作方法が分からない」「思い通りも映像を編集できない」など、どんな問題にもあなたに合わせて解決に導いてくれます。

動画編集講座について、詳しい情報はこちらをご覧ください。知識・経験がなくても、スマートフォンで撮影した動画でも教えてくれるので、ぜひお問い合わせください。

DaVinci Resolve 認定トレーナー 松尾直樹

MATSUO Naoki
松尾 直樹

動画つくーる 編集講師
松尾電気、テクノトップ

1984年生まれ。ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒。ポストプロダクションで広告や映像メディア変換に携わる。現在は、動画の撮影、編集に携わる他、持ち前のITスキルを活かしてシステムエンジニア業務も行う。大阪北浜にある『動画つくーる』ではこれから動画クリエイターを目指す人に向けて編集を教えている。DaVinci Resolve認定講師でもある。

この記事を書いた人

堀江晃一

1983年生まれ。大阪府東大阪市出身。
ユニークな情熱を届けるインタビュアー。人それぞれが持っている魅力的な個性や想い、ストーリーを世の中に広げようと活動中。クリエイティブ業界やクリエイターのインタビュー多数。

働き方についての発信もしており、パナソニックセンター大阪さまにてフリーランス・パラレルキャリア講座の講師として2度登壇。他、ワークショップや交流会などを実施。

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