今回は、動画スクールの講師陣インタビュー企画の第3弾!
映像ディレクター 島袋賢次さんにお話をうかがいました。
動画つくーる「動画制作講座」講師も務めてくれています。
若くして独立した島袋さん。制作進行の道に進むことを決めた専門学校時代のエピソード、仕事に向き合ううえで大事にしていることをお伺いしました。ビデオグラファーとして、将来どんな姿を目指されているのか?一緒に観ていきましょう。
プロフィール
島袋賢次(しまぶくろよしつぐ)
屋号「えいぞうやさん」でフリーランスとして活動中。私達が知っている大きな会社のWebCMの仕事をする傍ら、地元である大阪に根付いて保育園の運動会といった眼の前のお客さんを喜ばせる仕事まで幅広く行う。
ひと読んで「Mr.映像ディレクター」
ディレクション・制作を専門とする。役者さんを集めてスケジューリングなど綿密に立て、仕事によって撮影や編集まで行うオールマイティー。
明るい性格で人と接することは得意。あたたかい優しい心の持ち主で、周りからの信頼も厚い。将来は映像制作で地元に還元できる人間になりたいという目標を持つ。
動画つくーる「動画制作講座」の講師も行う。
プライベートでは、サッカーやフットサルを趣味とする。妻・お子さんと暮らす。
【動画制作一筋】進行・ディレクションだけではない!編集・撮影もできるプロフェッショナル
-まず最初に、島袋さんは何をきっかけに動画に興味を持ったんですか?
高校3年生のときにテレビを見ていて、そこに写っている人が楽しそうだなと思ったんです。「どんな風に作っているんだろう?」とテレビの裏側に興味を持って、映像の専門学校に行きました。
学生の時からずっとサッカーをしていて、サッカー以外興味もなくて映画もそんなに観たことなかったんです。でも、専門学校で映像を制作してみて楽しいと感じたんです。
多くの男性は、生きている中で約3分の1の時間は仕事をしています。だから、楽しく仕事をしないといけないと思ってるんです。そんな中で、映像制作は楽しめるなと思って生業にしました。
今も《仕事=楽しめ》と思ってて、自分が選んだ仕事だからこそ楽しみたいんですよね。
-島袋さんは制作進行(ディレクション)を主にされていますが、なぜ制作進行の道に進まれたのですか?
撮影の方も好きでやりたいと思っていたんですけど、演出を考えたりすることも好きだったんです。それで撮影とディレクション、両方できればいいなと思っていました。
編集も楽しかったので、すべての作業を自分にやらせて欲しいと、当時はアグレッシブに取り組んでいました。
就職活動をするとなって「職業を選ばないといけない」と悩んでいました。そのときにグループ制作を一緒にやったりして尊敬している友達に「お前は演出(制作進行)をした方がいい」と言われて、制作進行の道に進みました。
-就職してからはどうだったんですか?
東京の制作会社にADとして就職しました。就職してもいろんなことをしたかったんで、編集室に入って映像の編集をしたり、お願いして撮影もさせてもらっていました。
3年したら会社を辞めて大阪に帰ってこようと思っていたんですけど、長期的なプロジェクトに入ってしまったんです。異動のお願いもしたんですけど、叶わなかったんで1年で辞めて大阪に帰ってきました。
帰ってきてからは転職活動はせずに、フリーランスとして活動し始めました。最初はADとして撮影現場に入っていました。
若いときからフリーランスとして活動されているんですね。
21歳のときに独立して、それから16年ほど(取材時)フリーランスとして活動してます。
映像制作に対するプロ意識&ビデオグラファーとして目指す将来像
-フリーランスとして長く活動されえている島袋さんですが、仕事をするうえでのこだわりはありますか?
まず一番は自分が楽しめるかですね。仕事をするうえで大事なんで。
あと、映像制作するうえで自分のこだわりを捨てることも大事ですね。昔はクライアントとの間で演出意図が違うと譲れなかったんですよ。僕も頑固な部分もあったのでお客さんに「自分の意図を汲み取ってほしい!」と思っていました。
でも、お客さんからお願いされていることなので、お客さんの意図を汲み取るのがプロだなと思うようになりました。
ディレクションという仕事柄、お客さんとの会話はすごくするんです。だから、お客さんの意図は汲み取りやすいと思います。ただ、自分が撮影現場に入らない場合、あとになって「もっと違うやり方あったんじゃないか」と後悔することがありますね。
-コロナ禍で仕事の変化はありましたか?
以前からやっていたんですけど、個人でやられているYouTubeの監修が増えましたね。企業向けとはまた違った視点になるので、自分の引き出しも増えて個人さんの仕事も楽しいです。
コロナ禍になって減りましたけど、七五三や結婚式、成人式の仕事もやっています。将来的に「下町のビデオのおっちゃん」と呼ばれるような、地元で親しみのある身近な存在になりたいですね。
動画制作を楽しみたい!そんな人に受講して欲しい
-島袋さんは動画つくーる「制作講座」の講師もされていますが、これから受講される方に心がけて欲しいことはありますか?
動画の仕事を楽しいと思ってほしいですね。楽しむこと大事。
映画とかYouTubeとか、いろんな映像作品を見てテンションが上がる作品を見つけて欲しいですね。映像を観ながら「自分ならこうアレンジするだろうな」と想像すると楽しくなると思います。
動画制作を楽しみたい!とにかく動画を作ってみたい!
と思っている人にきてほしいですね。
映像の制作進行・ディレクションの仕方を学ぼう!
専門学校を卒業後、動画の編集・ディレクションの仕事一筋17年(取材時)の島袋さん。地元の保育園やブライダル、YouTubeのような中小企業・個人さんの仕事実績も豊富です。
そんな島袋さんから動画の制作進行の仕方やディレクションを学べる講座を動画つくーるではご用意しています。プロモーション動画・イベント撮影・配信動画制作など、動画の制作を学びたい人におすすめの講座です!
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