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    参加者0の場合は開催を見送ります。

目指すは関西一のクリエイターチーム!クリエイターと奏でるミュージシャンのためのクリエイティブ制作会社

MOBY DICK原園 裕夕さん

クリエイターインタビュー第15弾!
今回はミュージシャンでありながら、ミュージックビデオの制作を中心にクリエイティブな力でミュージシャンの活躍を支援する原園 裕夕さん。

ご自身の経験からお客さんであるミュージシャンの気持ちを理解して、一緒に制作するクリエイター仲間とお客さんとセッションするように作り上げていくクリエイターです。

お話をさせていただいて、人を惹きつけて楽しませる魅力を感じる人柄を感じました。そんな原園さんの魅力や仕事の模様についてわかるインタビューになっています。ぜひ、じっくりとお読みください!

MOBY DICK原園 裕夕さん

プロフィール

原園 裕夕(はらぞのゆうせき)

合同会社MOBY DICK代表
大阪府西成区にあるエンタメビル「SPACE★HOUSE」でクリエイターチームを組み、音楽業界を中心にミュージックビデオ(MV)やPRに関する映像制作、ジャケットやWebサイトなどのデザイン、音源制作(作曲業)などの業務を行う。

ご自身もミュージシャンとして活動。両親の勧めで中学2年生(14歳)からドラム演奏を始める。始めた瞬間から「これは自分に合っている!」と一心不乱に練習に打ち込む。携帯電話を使ってバンドメンバー募集サイトに登録しているメンバーに連絡し、セッションやバンド活動をすることになる。いくつものバンドを渡り歩き、現在も活動するバンド『”DANNY BOY”』(現在、ライブ活動を休止中)を結成。

コロナ禍でライブ活動に制限がかかったことを機に、映像制作を始めたところドラム演奏のように没頭できる感覚が走る。最初に制作した自身のバンドのMVを見た音楽仲間が絶賛。それをきっかけに制作受注が始まり、現在に至る。現在は映像制作者やデザイナーなどクリエイター十数名とチームを組み制作業務に勤しんでいる。

■個人

■合同会社MOBY DICK

MOBY DICK原園 裕夕さん

自分の手で人生を開拓!バンドから映像制作へ

‐まずはお仕事の内容を教えていただけますでしょうか

合同会社MOBY DICKを運営しており、ミュージックビデオ(MV)を中心に写真撮影や音源制作、グラフィックデザインやWebサイト制作などのクリエイティブ制作が主な仕事です。

いろんなジャンルのクリエイター10人とパートナーシップを組んで、音源制作やMV制作、ジャケットデザイン、アーティストのWebサイトを制作しています。僕がずっとバンド活動をしていて、機材やスタジオが揃っているので、音源制作はレコーディングまでできます。

MOBY DICK原園 裕夕さん

‐どのように今の仕事に至ったのでしょうか?

僕が中学2年生(14歳)のときにドラムを始めて、それからずっとバンド活動をしていて、プロの音楽事務所に所属のお誘いをもらったがあったんです。ただ、音楽事務所に入ると自分の好きな音楽がビジネスになり、今まで通り自由にできなくなるのではないかと感じて、自分のペースで音楽活動やプロモーションをやりたいと思って、『”MOBY DICK”』という屋号で個人事務所を持って活動を始めました。これが今の活動の原点ですね。

今のバンドメンバーを中心に音楽活動だけではなく、他のバンドのCDやTシャツといったグッズの委託販売も行なっていました。
(当時の事務所は、現在とは別の場所です。)

MOBY DICK原園 裕夕さん

さらにコロナ禍になってバンド活動もできなり、グッズの委託販売も売上の軸にはならなかったので、何か新しいことを始めないといけないと感じて「そうだ!動画をやろう!」と思い立って映像制作を始めました。YouTubeを見て勉強をしたり、映像制作をしている知り合いに教えてもらったりしていました。好きな映画を見て、撮影や編集などの参考にしました。

映像制作について基礎を覚えて、自分のバンドのMVを作るようになったんです。そのMVを見てくれた他のミュージシャンが「すごく良いですね!自分のMVを作ってほしい!」と依頼してくれてから、仕事として受注するようになったんです。今でも、昔からの知り合いであるミュージシャン仲間や、その知り合いが紹介してくれた人から仕事をいただくことが多いです。

‐社名である『”MOBY DICK”』の由来を教えてください。

アニメのワンピースやアメリカの長編小説を連想される人が多いのですが、レッド・ツェッペリンというバンドの楽曲『Moby Dick』から命名しました。その楽曲はドラムソロが15分くらいあるんですけど、ドラムを始めた当初に、この楽曲のMVでジョン・ヘンリー・ボーナムがドラムを叩いているシーンを見て影響を受けていて、事務所を作ったことを機にこの名前をつけたんですよ。

MOBY DICK原園 裕夕さん

映像制作もセッション!最高の作品を目指す

‐どんなカメラを持っているんですか?

MVを作り始めたときに、初めてカメラを買ったんです。カメラを紹介しているYouTubeを見て「どれにしよかな?」と調べてLUMIXのカメラを選びました。今でもLUMIXのカメラを使っていて、マイクロフォーサーズマウント系のレンズが使われている「G9 PRO」で撮影しています。

MOBY DICK原園 裕夕さん

‐MVを作るフローを教えてください。

まずは曲の成り立ちや歌詞の意味、楽曲に込めた想いなどをヒアリングをしています。そのヒアリングや僕が感じた楽曲の雰囲気を汲み取り、「こんな場所で撮影しませんか?」「こういうシーンをいれてみるのはどうでしょう?」、他のMVを参考に「こんなシーンもありますよ」といった感じでご提案しているんです。

構成が決まると撮影場所にロケハンに行ったり、ミュージシャンに演出を伝えたりして撮影に入ります。モトクロスバイクを使ったMVを制作したことがあるのですが、そのときはバンドメンバーにモトクロスバイクの演技を練習してもらいました。MV撮影は大変なこともありますが、とても楽しいので好きな仕事ですね。

MOBY DICK原園 裕夕さん

理念・クレドのもとに共鳴するクリエイターチーム

‐10人のクリエイターと組んでいるパートナーシップは、どのようなきっかけや基準があるのでしょうか?

最初にMV制作を依頼してくれたバンドメンバーにデザイナーをしている人がいてたんです。その人のセンスが良くて、話してみると意気投合して「一緒にやりたいです」と言ってくれたのが他のクリエイターと仕事をするきっかけになりました。

そこから、”MOBY DICK”を始めたときに作った理念「創作者と刺激を求める人々との架け橋となる。そして芸術の楽しみを伝え、広げる事で関わった全ての人が喜び、幸せになるよう貢献する。」に共感する人や自分の価値観に合う人と一緒に仕事していくことで、今のようなクリエイターチームになりました。

‐仕事をする上で大事にされていることはありますか?

音楽にセッションがあるように、撮影をするカメラマンや映像制作・編集者が意思疎通して、良い作品を作り上げていこうと意識しています。それぞれが最大限に発揮したパフォーマンスが合わさることで化学反応が起こって、魅力的でワクワクする作品ができればいいですね。

チームとして一体となって同じ方向に向かって走っていきたいと思っているので、”MOBY DICK”として10カ条のクレドも作っています。この理念やクレドに共感してくれた人、フィーリングが合う人などに「一緒に仕事をしましょう」と声をかけていって、今のクリエイターチームができていったんですよ。

MOBY DICK原園 裕夕さん

最高の環境・仲間でワクワクする作品を

‐現在の事務所はいつ頃、どのような経緯で移ってこられたのですか?

2021年11月に今の事務所に移ってきました。以前の事務所は狭小だったので、音楽スタジオが作れる広い事務所がほしいなと思って探していたところ、知り合いの照明さんが「ちょうど面白いビルがあって、そのビルでライブハウス作ろうと思っていて、一緒にやろうよ」と声をかけてもらったことで今の事務所に移ってきました。

とても古いビルで、最初は事務所やスタジオとして使えるような状態ではなかったのですが、みんなでDIYして利用できるようにしていったんです。まだ直せていない細かいところがあるので、今でもときどきDIYしています。僕はビルのオーナーではなく賃借人なのですが、クリエイターや音楽に携わる人間にとって理想の環境なので可能な限り協力させてもらっています。

SPACE★HOUSE MOBY DICK原園 裕夕さん

今の事務所があるビルはエンタメビル「SPACE★HOUSE」と銘打って、エンターテイメント関係のイベントや仕事が完結できるコンセプトになっています。

  • 1階|ライブハウス
  • 2階|貸切イベントやミニライブもできる「ネパール料理店 カトマンズ・カフェ」
  • 3階|公演や展示会などができる真っ白なフリースペース
  • 4階|大きな鏡があり、ダンス・音楽スタジオとして利用できる。さらにレコーディングもできる真っ黒で渋いフリースペース
  • 4階|”MOBY DICK”の事務所
  • 5階|クールな映像・写真撮影ができる味のあるコンクリートづくりの撮影スタジオ「studio宇宙ノ旅」
  • 屋上|通天閣が見えて、西成区を一望できる。MV撮影や野外ライブなども可能。

このビルができる前から、音楽スタジオやレコーディングができる事務所がほしいと思っていて、将来の構想の中に「SPACE★HOUSE」のようなイメージが僕の中にずっとあったんですよね。この思いを事あるごとに口に出していたら良いご縁が繋がって現状になったので、今の事務所に移ったときには「ほんまに手に入った!」と自分でも驚きましたね。

MOBY DICK原園 裕夕さん

‐様々なフリースペースやライブハウスなどがあって、どんな音楽活動もできる素敵なビルですね。

そうですね。ものすごく良い環境なんですよ。僕たちのような制作会社は他にもありますが、このビルのような環境がある会社は他にはないと思います。さらに、ユニークな発想やクリエイティブなスキルに長けた仲間がいるので、それぞれが力を合わせて良いパフォーマンスが出せるんですよ。魅力的でワクワクする作品を作りたいと思っているクリエイターが集まっているので、関西で一番、魅力的でワクワクする作品を作る制作会社といえばクリエイターチームといえば「”MOBY DICK”」と言われる存在になりたいですね。

MOBY DICK原園 裕夕さん

この記事を書いた人

堀江晃一

1983年生まれ。大阪府東大阪市出身。
ユニークな情熱を届けるインタビュアー。人それぞれが持っている魅力的な個性や想い、ストーリーを世の中に広げようと活動中。クリエイティブ業界やクリエイターのインタビュー多数。

働き方についての発信もしており、パナソニックセンター大阪さまにてフリーランス・パラレルキャリア講座の講師として2度登壇。他、ワークショップや交流会などを実施。

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