![iPhone15ヘッダー画像](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/f56af32f56a91e50e5c2594adb4efd3c-1600x801.jpg)
2023年9月に発売された新型「iPhone 15」シリーズ。進化のポイントはやはりカメラ機能が大半を占めているといっても過言ではありません。
とはいえ「iPhone 14 と何が違うの?」「iPhone 15 に機種変更すべきなの?」という人が多いのではないでしょうか。
特に最上位機種のiPhone 15 Pro Maxはハイクオリティーな動画を作りたい人にとって嬉しい機能が追加されています。
本格的な動画撮影用カメラが無くても、iPhoneがあればプロ並みの映像が撮影できるのでクオリティにこだわりたいという方は参考にしてみてください。
iPhone 15 Pro Maxは動画撮影に特化
![iPhone 15 Pro Maxのイメージ画像_01](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_6536-750x500.jpg)
iPhoneの進化はカメラ機能の進化と言っても過言ではありません。特にiPhone 15シリーズの最上位機種「iPhone 15 Pro Max」には新たにLog撮影機能とより強力な望遠レンズが搭載されています。
![iPhone 15 Pro Maxのケーブル接続部分](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_6515-750x500.jpg)
そして接続端子がLightningタイプからUSB Type-Cになったことで大容量データの転送が速くなり外部のストレージに直接収録できるようにもなりました。
ハイスペックな高級カメラでしかできなかった「Log撮影」ができるように!
![カラーグレーディングのイメージ画像](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/5652c559330c253b77e6058c4953e161-750x421.jpg)
Log撮影は動画編集でカラーグレーディング(色彩調整)する際によく使用されます。
Log撮影した映像は白飛びや黒つぶれを起こしにくく、色の情報を保持することができるので編集時に色を調整することで自由度の高い表現ができます。なので映画やCMを撮影するときにはLog撮影するケースが一般的。
ただ、Log撮影は一部の高性能なカメラでしかできなかったため、撮影機材に予算をかけることができない一般ユーザーにとってハードルが高いのが現状でした。
それがiPhoneに搭載されている純正のカメラアプリでLog撮影ができるようになり、専門知識がない一般ユーザーでもプロ並みのシネマティックな映像を撮影できるようになったということ。
このLog撮影はiPhoneのインカメラでも可能になってるので自撮り撮影する際にも活躍してくれそうです。
Log撮影の設定方法
![iPhone 15 Pro Max Log撮影の設定方法_01](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/eab1724e787843d173ca2109e7435726-366x750.jpg)
Log撮影を行うには、カメラ設定で→フォーマット→Apple ProResをONにしてProResエンコーディング→Logにチェックを入れます。
![iPhone 15 Pro Max Log撮影の設定方法_02](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/9dd33cd870bd800875d4ff51f51dafa2-346x750.jpg)
カメラアプリの左上にあるProRes LOGがONになっていることを確認して撮影してください。
Apple ProRes で撮影するときの注意点
Apple ProResで撮影すると画質は向上し、編集も快適にできるのでプロの映像業界ではとても重宝します。
しかしデータの容量はノーマルで撮影したものと比べて非常に大きくなってしまうので注意が必要です。
Apple ProResで撮影する機会が頻繁にあると、あっという間にiPhoneのストレージ残量が無くなるので状況に合わせて切り替えるようにしましょう。
![iPhone 15 Pro Max_外部ストレージ接続画像](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/bd32d4f9d0c3a824ae913eb38b527059-750x500.jpg)
また、iPhoneの内蔵ストレージに保存する方法だと解像度4K・フレームレート60pのLog撮影をすることはできません。外部ストレージをiPhoneに接続して撮影データの保存先を外部ストレージにすれば解像度4K・フレームレート60pのLog撮影をすることが可能になります。
ちなみに「Blackmagic Camera」というアプリを使えばiPhoneの内部ストレージに解像度4K・フレームレート60pのLog撮影で収録することができます。
![Blackmagic Cameraのイメージ画像](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/BlackmagicCamera_02-750x346.jpg)
光学5倍ズームの望遠カメラで遠くの被写体をより大きく撮影できるように
![iPhone 15 Pro Maxのレンズ部分](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/85b9044d8471eb72a29235bed866e671-750x500.jpg)
iPhone 15 Pro Maxには120mmの5倍光学ズームレンズが搭載されており、デジタルズームだと最大で25倍までズームできるようになりました。
これにより更に遠くの被写体を大きく拡大して撮影できるので画角の選択肢を増やすことができます。
ちなみにiPhone 15 Proだと77mmの3倍光学ズーム、最大15倍のデジタルズーム。iPhone 15だと52mmの2倍光学ズーム、最大10倍のデジタルズームになります。
![iPhone 15 Pro Max_望遠レンズ_01](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/4fdaa10d2eb6ca73bc01868636d4a86d-346x750.jpg)
![iPhone 15 Pro Max_望遠レンズ_02](https://doga-tschool.jp/douga-wp/wp-content/uploads/2024/02/9d8f2a76767d776f6b6ee0eaaf85112e-513x750.png)
ズームが一定の倍率を超えると、画面右上に画面に映っている箇所をわかりやすくワイプ画面で表示してくれます。このワイプ画面があることで被写体の位置を見失わずに撮影することができるのが嬉しいですね。
またズームで拡大すると手ブレが大きくなってしまいますが、iPhone 15 Pro Maxには「3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正機能」が搭載されており、より強力に手ブレを防いでくれます。
まとめ
iPhone 15 Pro Maxがあれば、プロの動画クリエイターが使用するハイスペックなカメラと同等の撮影が可能になります。
「iPhoneでシネマティックな映像を撮影したい」「編集でカラーグレーディングするのでLog撮影をしたい」という方はiPhone 15 Pro Maxの購入を検討してみてください。
以前のモデルのiPhoneについて知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。