Davinci Resolve 15Final Cut Pro XFinal Cut Pro X動画編集アプリといってもとても沢山の種類がありますが、どれが自分にいいのかよくわからないというお声もあります。
そこで今回は「使える動画編集アプリ」スマホやPCに分けてご紹介していきたいと思います。
2019年決定版!昨年末に登場した、オールインワンの初心者向け動画編集ソフトAdobe® Premiere Rushもご紹介!
編集アプリの探し方に困っていることで多いのが、
- 何に特化している動画編集アプリなのか正直わからない
- 決して安くない金額だからアプリを購入(使用)することを躊躇してしまう
- 慣れるまで時間が掛かるので色んなの体験版アプリを使用するのは面倒
わたし自身そのうちの一人ですので店長(撃戦地てんちょー)に教わりながら、自分の用途に合う動画編集アプリが何なのか解説を交えてご紹介していきます!
専門学生時代や放送業界で使っていたのもあり全編集ソフトは確認してますので、ご紹介します!
色々な編集ソフトがありますのでその中でも特にお勧めのアプリを5つの項目に沿ってご紹介します。
- 対応するOS
- 価格
- 無料版 or 体験版の有無
- アプリの特徴
- こんな方にオススメ
スマホだけで使えるオールインワンの初心者向け動画編集ソフト
2019年版の決定版はこれだ!スマホやiPadなどモバイル環境だけでも編集できること!編集の煩わしさから解放されること!
それを考えると使える編集ソフトはこの2本!それは、Premiere Rush CCとiMovieだ!
わざわざPCで編集しなくても、撮ったその場で編集できる手軽さはすごい!
1.Premiere Rush CC
Premiere Rushは、オンラインコンテンツの制作と共有をこれまでになく簡単にする、初のオールインワンかつクロスデバイスのビデオ編集アプリです。デスクトップとモバイルで使えるこのアプリケーションは、すべてのプロジェクトと編集内容をクラウド上で自動同期できます。つまりどこでも、どんなデバイスでも作業ができるのです。
出典:https://www.adobe.com/jp/products/premiere-rush.html
編集経験者には痒いとこに手が届く感じがいいですね。あとUIが素晴らしい。どこに何の機能があるか?慣れた人なら直感的にわかる!
iPhoneでもMacでも編集でき、同期できるのでいつでもどこでも、どちらのデバイスも選ばず編集ができるのが良いですね!
- 対応するOS
– Windows 10 / Mac OS X / iOS - 価格(参考価格)
– ¥980 円(税別)/月 - 無料版 or 体験版の有無
– あり(Premiere Rush無料スタータープラン、書き出し3回まで可能) - このアプリの特徴
– 無料ダウンロードしても編集機能の制限がほぼなし - こんな方にオススメ
・初めて動画編集アプリを使う方
・編集アプリにお金をかけたくない方(無料版でダウンロードしてください)
・カラー(色調調整)で人を惹きつける演出や世界観を自分オリジナルで出したい方
2.iMovie iOS
出典:https://www.apple.com/jp/imovie/
無料なのがいいですね!MacとiPhoneの両方でできるのはAppleならでは!
何もわからない人は一度触ってみるといいかもしれません。ここからスタート
- 対応するOS
– iOS/Mac OS X に対応 - 価格
-¥0 - 無料版 or 体験版の有無
– iPhoneを持っている人なら今すぐに編集を始められる - このアプリの特徴
– 「基本的な編集」だけのシンプルさ
PCで使える動画編集アプリ6選
1.Davinci Resolve 15 Beta : 旧 Davinci Resolve 14
2018年4月9日に新リリースした「Davinci Resole 15 Beta」にはFusion機能が追加されました!
(※くわしくはこちらの記事でご紹介。→「無料の動画作成できるDavinci Resolve 15 Betaで何ができるの?初心者から始められる使い方・解説」)
それ以前のバージョンは「Davinci Resolve 14」
出典:https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/
Blackmagic Design社がリリースしている動画編集アプリです。
カメラ製品や編集アプリにおいてはコスパに特化していると言っても過言ではありません!例えばですが、130万ほどするプロ機での撮影が、15万ほどのシネマカメラで撮影ができる!もう、そんなレベルのブランドです。。
- 対応するOS
– Winows / Mac OS X / Linuxに対応 - 価格(参考価格)
– ¥35,964(税込)「有償版はDavinci Resolve 15 Beta Studio/Davinci Resolve 14 Studio」 - 無料版 or 体験版の有無
– あり(公式ページでダウンロード可能、無期限使用可能) - このアプリの特徴
– 無料ダウンロードしても編集機能の制限がほぼなし - こんな方にオススメ
・初めて動画編集アプリを使う方
・編集アプリにお金をかけたくない方(無料版でダウンロードしてください)
・カラー(色調調整)で人を惹きつける演出や世界観を自分オリジナルで出したい方
※こういった書籍も販売されています
(出典:https://videosalon.jp/2018/02/davinci-resolve-colorgrading-book/)
※有償版のダウンロードは代理店販売のみになっていますので こちら でご購入いただけます。
2.iMovie macOS
出典:https://www.apple.com/jp/imovie/
iPhoneでもMacでも編集でき、同期できるのでいつでもどこでも、どちらのデバイスも選ばず編集ができます。
- 対応するOS
– iOS/Mac OS X に対応 - 価格
-¥0 - 無料版 or 体験版の有無
– なし。無料版のみの提供 - このアプリの特徴
– 「基本的な編集」だけのシンプルさ
(素材の並べ替え・トリミング・トランジション追加・テロップ・BGM挿入など)
画像のサイズを調整したり、特殊な効果を入れたりすることはできず、単純な編集作業のみ。シンプル! - こんな方にオススメ
・Appleユーザー向け
・編集アプリにお金をかけたくない
・シンプルに済ませて素早く動画を作成したい(共有したい)
・初めて動画編集アプリを使う方
3.Adobe PremierePro
出典:https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html
Adobe社がリリースしている編集アプリです。
クラウドでアプリケーションを使用するCC版があります。
よく知られているのがIllustratorやPhotoshopなど、デザイン業務に携わっている方ならご存知の方も多いかと。
- 対応するOS
– Winows / Mac OS X に対応 - 価格(参考価格)
– 月額¥2,180/年額¥26,160(税込)※年間プラン
コンプリート版だと(IllustratorやPhotoshopなどのCCアプリなどすべてが入っているバージョンのこと)
月額¥4,980/年額¥59,760(税込)※年間プラン - 無料版 or 体験版の有無
– あり(7日間お試しは こちら から ※それ以降は再度インストールしても動作されません) - このアプリの特徴
・同系列にIllustrator(デザイン)やPhotoshop(写真加工)などのアプリがあり同期しやすい
・セットで購入したらAdobeのどんなアプリも使える
・WindowsやMacどちらでも使える
・自分のPCでなくともクラウド上でログインして使用できる - こんな方にオススメ
・デザイン(イラストを描いたりロゴを作ったり)の作業もする
・IllustratorやPhotoshopなどの他のアプリも併用したい
・自分のPCじゃなくても別のPCで使うこともある
▲初心者でよく勘違いされる情報
After effect というアプリは動画編集というよりも効果やアニメーション作成がメインのアプリですのでPremiereProとは違う映像編集アプリです。
4.Final Cut Pro X
出典:https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/
Apple社が出している動画編集ソフトです。iMovieの進化版といったところでしょうか。
インターフェイスはDavinciResolveやPremiereProにも似ていますが、素材の取り込みやスローや早送り設定などドラッグ&ドロップで操作できるのでよりシンプルで直感的な操作ができるのが特徴的です。
- 対応するOS
– Mac OS X に対応 - 価格(参考価格)
– ¥34,800(税込) - 無料版 or 体験版の有無
– あり(30日間フリートライアルは こちら から ※それ以降は再度インストールしても動作されません) - このアプリの特徴
・iMovieの操作の要領で操作がかんたん
・他社製のプラグインが豊富なためエフェクトや色補正などのワークフローがスムーズになる - こんな方にオススメ
・Appleユーザー向け
・仕事でも動画制作している方向け
▲初心者でよく勘違いされる情報
Apple社が出しているMotionは動画編集というよりも効果やアニメーション作成がメインのアプリです。
compressorは圧縮作業を簡単にできるアプリです。(例えば、youtube用の動画アップロードに最適なものに変換ができます)
5.EDIUS
出典:http://www.ediusworld.com/jp/
特にテレビ業界などのプロユーザーに使われているのが多いです。すぐにテロップを付けて、すぐに出す!という現場である報道などの局ではよく見られます。
- 対応するOS
– Winows に対応
※32-bit版のWindows 7、および、 Windows 8 / Vista / XPではご使用いただけません。 - 価格(参考価格)
– ¥64,584(税込) - 無料版 or 体験版の有無
– あり(30日間の体験版は こちら から ※それ以降は再度インストールしても動作されません) - このアプリの特徴
– 放送局や報道業界などのユーザー利用が多い - こんな方にオススメ
– 情報をすぐ公開できるようなスピード感を重視
6.Avid Media Composer
映画やテレビ制作では主流と言われるほど使われているものです。
『ワンダー・ウーマン』、『美女と野獣』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』など。
私自身、専門学生時代はこれを使って勉強していました!
- 対応するOS
– Mac OS X/Winows に対応 - 価格
– 月額¥2,400 (税別)ドル/年額¥23,600(税別)ドル ※年間プラン - 無料版 or 体験版の有無
– あり(無償版はMedia Composer | First、ダウンロードは こちら から) - このアプリの特徴
・映画製作で使われていることが多い
・最大128のオーディオ・トラックを作成できるPro Toolsが強み
・映画のサウンドトラック制作も効果音制作ができる - こんな方にオススメ
・映画制作に携わっている
・あるいはこれからその業界を目指す
まとめ
何かどれか一つ選ぶと知ればどれがオススメですかね?
オイラはApple信者なのでiPhoneで撮影!現場でiMovieを使って仮編集して、MacのFinal Cut Pro Xで本編集ですね。
スマホと連携できるといえばAdobeのPremiere Rush CCで仮編をして、そのままデスクトップでAdobe PremiereProの作業ができるようになったのはスムーズでいいですね!環境を選ばない編集は現場で助かると思います!
それでもやっぱりデスクトップ環境でカラーグレーディングしちゃいますよね。そういう専門的な作業を考えるとDavinci Resolve 16はやっぱり素晴らしい!
2020年のオススメソフトをまとめると!スマホは、Adobeの『Premiere Rush CC』、PCのデスクトップ環境では『Davinci Resolve 16』ですね!
それぞれの編集アプリに強みや特徴があるので使用環境に応じて選択するのが一番使いやすいかもしれません。
ほぼすべての編集アプリに無料版や体験版があるので気になるものがあれば無料ダウンロードして実際に試してみるのがいいですね。あれもこれも無料ダウンロードは大変なのでまとめをぜひ参考に。
やはり、おすすめしている「Davinci Resolve」のコスパは断トツで驚きです。