2018年6月30日公開予定の映画『パンク侍、斬られて候』でシステックインターナショナル 株式会社が機材協力をさせて頂きました。
こちらの映画の主演を務めるのは綾野剛さん。
実写化不可能と言われた原作に、宮藤官九郎さんの脚本って最高やん!と話題になっています!
協力させていただいた機材
システックインターナショナル からは、撮影用のカメラとしてPanasonicのGH5をお貸ししました。
民生機でも映画が撮れるの?と思われるかもしれませんが、このGH5は「4K60p動画記録&4:2:2 10bit 4K30p動画記録」 プロフェッショナルな動画性能を誇るのです。
実際に映画の現場では民生機が使われたりします『シン・ゴジラ』でもiPhoneが使われたりしているんですよ。
▶「シン・ゴジラ」編集の舞台裏 カメラはバラバラ、画調も合わず……庵野総監督「それでいい」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1609/05/news063.html
『パンク侍、斬られて候』では、GH5を3台お貸しして、複数同時撮影のカメラとして使っていただけました。
セットの物陰にこっそり忍ばせて使われていたそうです。
LUMIX DC-GH5
他にもプロテックモニターをお貸ししました。
HDF-700
参考価格:327,000円(税込)
HDM-1800W
参考価格:236,304円(税込)
スタッフで撮影現場に見学に行きました
折角の機会ですので、動画つくーるのスタッフも撮影現場にお邪魔させていただきました。
場所は、京都の太秦にある松竹京都映画撮影所。
『パンク侍、斬られて候』の様に、主に時代劇等の撮影に使われるセットが組まれています。
セットの壮大さは、石井岳龍 監督もおっしゃられている通り。
「パンク侍、斬られて候」監督石井岳龍初のシネマスコープ作品。東映京都撮影所の時代劇セット土台は往年の東映時代劇黄金時代(シネスコ時代)からの遺産でそのサイズに非常に収め易いように計算されており、林田美術監督綿密設計の元、偉大なる先達方の画面パワーをしっかりいただいています。 pic.twitter.com/WOsVDpGtGi
— 石井岳龍 exSOGO ISHII (@ishii_gakuryu) 2018年6月1日
撮影所内にはスラム街のセットが組まれていて、細かい作り込みに圧巻!
屋根から吊り下げられるボロ切れから地面に落ちている紙切れ、書かれている文字。
戦場を思い出すのか、夢中でシャッターを切る撃戦地てんちょー
ファインダーの向こう側には巨大なカメラクレーンが舞台を睨んでいる。
本物のスラム街では臭くてとてもじっとしていられないそうなのだが、ここは撮影のためのセット。
埃っぽい雰囲気から強烈な臭いがしてきそうなものだが、そんなことは全くなく逆にとても過ごし易かったりする。
果たしてどんなシーンなのか。#6月30日になれば分かります#浅野忠信 #石井岳龍 #パンク侍 pic.twitter.com/zCrsv1EdnC
— 映画『パンク侍、斬られて候』公式 (@punksamuraifilm) 2018年5月26日
面白いこと間違いなしのオススメ映画!ぜひ映画館で見てください!
映画の撮影現場にお邪魔したのは初めてでしたのでとても感動しました。
細かいところまで作り込まれた世界。どこを切り取っても映画の中の世界というのは楽しいですね。
一足先に試写会で見させていただきました!
一足先に試写会で完成した作品を見させていただきました。
実際に見て来た撮影現場が映画になっているという感動はもちろんあるのですが、それ以上に豪華俳優みなさまのぶっ飛び具合が最高に心地いい映画でしたね。
原作独特のクセがあってクドイ言い回しも世界観に引き込まれる要素の一つでおもしろかったです。
是非劇場に足を運んで見てください。
今回このような形で『パンク侍、斬られて候』に協力できたことをとても嬉しく思います。
「パンク侍、斬られて候」の作品情報
作品データ
- タイトル パンク侍、斬られて候
- 劇場公開日 2018年6月30日
- 製作年 2018年
- 製作国 日本
- 配給 東映
- 上映時間 131分
解説
芥川賞作家・町田康が2004年に発表した異色時代小説を、「新宿スワン」の綾野剛主演、「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の宮藤官九郎による脚本、「狂い咲きサンダーロード」の石井岳龍監督のメガホンで映画化。江戸時代を舞台に、隠密ミッションをめぐって繰り広げられる10人の男たちの腹の探り合いと、1人の女をめぐる恋の行方、そして謎の猿将軍が明かす驚がくの真実を描き出す。超人的剣客にして適当なプータロー侍の主人公・掛十之進を綾野が演じ、喜怒哀楽と活劇が入り交じる難役に挑む。共演にも北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、永瀬正敏ら豪華実力派俳優陣が集結。さらに物語の鍵を握る猿将軍・大臼延珍(デウスノブウズ)を、永瀬正敏が特殊メイクで演じる。
スタッフ
- 監督 石井岳龍
- 原作 町田康
- 脚本 宮藤官九郎
- 特撮監督 尾上克郎
- 美術 林田裕至
キャスト
- 綾野剛 掛十之進
- 北川景子 ろん
- 東出昌大 黒和直仁
- 染谷将太 幕暮孫兵衛
- 浅野忠信 茶山半郎
- 永瀬正敏 大臼延珍
- 村上淳真 鍋五千郎
- 若葉竜也 オサム
- 近藤公園 長岡主馬
- 渋川清彦 江下レの魂次
- 國村隼 大浦主膳
- 豊川悦司 内藤帯刀