気軽に立ち寄ったお気に入りのお店。みんなに紹介したくはありませんか?
綺麗な写真を投稿するのもいいですけれども、折角付いている動画撮影機能。
動画ならお店の中のBGMや、料理が運ばれてくるワクワク感。店員さんの素敵な笑顔を
わかりやすく伝えることができます。
動きを通してその場の雰囲気を伝えると、もっと魅力的な投稿ができますよ!
また、最新のDolby Visionで撮影、編集、再生が可能になったiPhone 14 Proなら、本格的な映像作品に仕上げることもできます!
映画のようなよりハイクオリティな動画制作を目指すなら、iPhoneに 撮影サポート機材 を追加することをお勧めします。映像を安定させる為の 三脚 やノイズの少ないクリアな音声を収録するための マイク なんかもあるといいでしょう。オペレーションに便利な ハンドルグリップ を取り付けるとより激しい動きでもiPhoneを落とすことなく撮影できます。
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24fpsの4K HDR撮影ができるiPhone14Pro のシネマティックモードを活用した動画を撮影したい方は、演出の考え方を身につけることをお勧めします!こちらに記事もチェック!
iPhone 14 Pro で映画業界のスタンダードを手に入れよう!
知ってました?カメラ性能のアップしたiPhone 14 Proだと本格的な動画撮影できるんですよ?
僕は、Apple信者なので動画制作をするならば、撮影から編集まで全部Apple製品でやりたいなと思っています。
昔から、動画編集はMacでやってきていたのですが、Apple製のカメラなんてなかったので、撮影は仕方なく他社製のビデオカメラを使っていました。
しかし、最近気付いたのです!
iPhoneでも動画撮影ができるっていうことを。
てな訳で、
今回はiPhoneでの動画撮影はどこまでできるのか?
という事と、動画撮影をする上で便利な機材の組み合わせ事例なんかをご紹介いたします。
iPhone14Proで追加された24fpsの4K HDR撮影とアクションモード
スマートフォンの中で最も高品質なビデオ、24fpsの4K HDR撮影ができるようになりました。iPhone 14 Proなら4K解像度で明暗の細かな階調を同時に表現することができるようになりました。
プロの機材を使用してプロの現場で撮影された24fpsや30fpsの4K映像と、iPhone 14 Proで撮った映像を、違和感なくつなげます。
iPhone 14 Pro新たな飛躍なのはアクションモードを搭載しました。アクションモードを使えば動画がほとんどブレません。動きながらの撮影でもジンバルのような滑らかな手ぶれ補正が効きます。
iPhone13Proは動画でフォーカスを自在に調節
iPhone13Pro のシネマティックモードは浅い被写界深度で動画を撮影ができて芸術的なフォーカス送りを後から加え得ることができます。またシネマティックモードで撮影していれば動画を後から被写界深度やフォーカスポイントを調整することができます。
撮影だけではなく、後から調整できるのはすごいですね!
iPhone12Proは暗所での撮影機能が大幅に向上
iPhone12 Proシリーズのレンズの性能!広角カメラにƒ/1.6の7枚レンズを採用したことで、光が不足する場所での撮影機能が大幅に向上しています。またProは52ミリ望遠カメラで4倍の光学ズームレンジ、Pro Maxは65ミリ望遠カメラを搭載で5倍の光学ズームレンジを実現しています。
動画の撮影でDolby VisionでのHDRビデオ撮影に対応!これはすごい!
iPhoneでも本格的に動画撮影ができます
iPhone5Sで作られた映画
最新のiPhone 12 proでなくてもiPhoneなら、映画が作れます。
以下の動画は、かなり前の世代のiPhone5sで撮影されたもの。
iPhoneだけで撮影された映画「タンジェリン」
この映画のすごいところは、iPhone5sだけで撮影されているところ。
すごいでしょ?映画のような映像を作るのに、大掛かりな撮影機材なんかがなくても実現できちゃうんです。
それはiPhoneのカメラに動画撮影に最低限必要な機能が備わっているからなんですよ。
他にもiPhoneで撮影された映画のようなハイクオリティ動画は沢山あります。
高級車「ベントレー」がiPhoneで撮影したCM
バーバリーがファッションショーをiPhoneで撮影
こちらのサイトにはメイキング映像もまとめて紹介されています。
ベントレーやバーバリーもiPhoneを活用!iPhone「だけ」で撮影した、驚きの企業動画
参考サイト:http://www.mobercial.com/article/iphoneshooting/
iPhoneの撮影で大切なこと
動画を撮影する際に大切なことが一つあります。
それはカメラをしっかりと固定することです。
ふらふらとカメラの映像が揺れていると観客は何を観ればいいのかわかりません。
作り手としても、何を見せたいのか?しっかりと伝えなければいけません。
先ほどご紹介させていただいた映像も、カメラが動いていたとしても、カメラの視線の先には何があるか?全てのカットでしっかりと捕らえられていたと思います。
その為にはカメラをしっかりと固定しなければなりません。
手で持って動くにしても、しっかりと握れていた方がいいでしょう。
iPhoneだけで撮影してもプロフェッショナルにはならない!
どんなプロフェッショナルでも最高級なカメラだけでは高品質な映像は作れません!
AppleのCMでもiPhoneで撮影した映像がいくつか登場しますが、最後に「Additional equipment and software used(追加の装置とソフトウェアを使用しています)」という注意書きが登場します。
iPhoneはカメラのセンサーとして活用し、周辺器材をたくさん使って撮られています。
きちんと固定できる三脚、環境を色味明るさを作り込む照明、必要な音声をきちんと集音するマイク。プロフェッショナルな撮影機材はカメラだけではありません。カメラ以外の周辺機材をきちんと揃えることで、最新のiPhoneでなくても高品質な動画は作れます。
3種の神器!iPhoneの撮影で最低限欲しい機材
iPhoneだけで手軽に動画や写真が撮れちゃうのが、iPhoneだけで動画を作るiPhonegrapher の強みなんですが、ちょっとした機材をiPhoneと組み合わせることで、より魅力的な作品に仕上げることができます。
そこで今回はオススメする。iPhoneの撮影に欠かせない3種の神器をご紹介しましょう!
それは、
- マイク
- ビデオ用三脚
- ホールド機材
の三種類です。
マイクは音声収録に欠かせません!iPhoneのマイクは非常に優秀なんですが、撮りたい音だけを狙って拾う(指向性が強い)ことができません。その為にオススメなのが外部マイクです。
そして、ビデオ用三脚は動画撮影の基礎であるフィックス(固定)撮影をするのに必須です。以前は表現の幅を広げるためにレンズをご紹介していました。しかしiPhone12Proはとても優秀なレンズが3つも付いています。ズームしたりワイドに撮ったりレンズは表現の幅を広げてくれますがiPhone12Proは元々レンズが3つも付いているので表現の狭さで悩むことはありません。
最後にホールド機材。これはハンドル(リグ)だとかiPhoneを水平に保ってくれるジンバル(スタビライザー)などです。しっかりと動画を撮る為には必要な機材ですね。
それでは順を追って詳しくご紹介いたしましょう!
外部マイク
映像はバッチリ撮影できますが、音もしっかり撮影したいものです。
撮りたい映像を撮る為にカメラのレンズを被写体に向けるように、マイクもきちんと向けなければいけません。その為にiPhoneにマイクを取り付けましょう!
音の重要性
動画作品で映像よりも大切な要素は実は音だったりします。どんなに美しい映像に仕上げても汚い音声では心に響きません。
また、音声がなければ見ていられなかったりします。見ている人はすぐに飽きちゃうんですね。
動画四割音六割と言われるほど、重要とされています。
昔、ニコニコ動画なんかで音素材はそのままに、映像部分を手書きやフリー素材や、全く別の映像を雑被せて遊ぶMADなんかが流行っていましたが、そういう映像が成立していたのも、音声がきっちり作られた完成品だったからなんですね。
素晴らしい映像作品を作る上で、音も大切にした方がいいです。
iPhoneのマイク性能は実は悪くはないのですが、狙った音だけを撮りたいときはマイクをつけた方がいいでしょう。
マイクなしで撮影してしますと、iPhoneの周りの音を均一に拾ってしまいます。
周りの環境の音などを撮りたい場合はそれでもいいのですが、やっぱり被写体が話しているならば話している声を、車が走り去るならば車だけの音を狙いたいものです。
iPhone にオススメのマイク
- Lightning端子にダイレクトに接続でき、Vlogの収録などに最適です。発売中のVideoMic MEはTRRS接続のスマートフォン用でしたが、iPhone7以降のヘッドフォン/マイク端子がなくなったiPhoneには VideoMic ME-Lがそのまま接続、お使いいただけます。背部には3.5mmヘッドフォン端子を備え、モニタリングが可能です。
- さまざまなシチュエーションに最適な世界最小のワイヤレスマイクシステムです。送信機にはラベリアマイク内蔵で、クリップオンマイクとして使用できます。また、外部マイクの接続もでき、RODE 製ラベリアマイクを取り付けてベルトパックとしてもご使用いただけます。Wireless GO IIは、なんと、2つの音源を同時に録音できます。
- ワイヤレスゴーや、3.5mm TRS 端子をもつ多くのレコーダーやプラグインパワーに対応しているカメラに使用できるラベリアマイクです。ワイヤレスゴーをボディパックとして使うなどの用途にも最適です。
iPhone以外でも使えるおすすめのマイク
初心者におすすめでiPhoneに取り付けることができるマイクはこちら
RODEのオンカメラマイク『VideoMic GO』です。
明瞭な指向性がオススメ!
周りの環境音、室内だとエアコンの音や、外での撮影だと風の音などが抑えられ、狙いたい音をしっかりと収録してくれます。
iPhoneにマイクを繋げるには変換ケーブルが必要
iPhoneのイヤホン端子は少し特殊でそのままでは使えません。
変換ケーブルが必要です。
『VideoMic GO』用にはSC7という商品がありますのでこちらを使うことをオススメします。
iPhone 7以降のiPhoneには更に変換ケーブル
iPhone7のiPhoneにはイヤホン端子がありません。充電用ライトニングケーブルが必要です。
変換には付属のLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタをお使いください。
もしくはLightningと3.5 mmヘッドフォンジャックの二つに分配するアダプタもオススメです。
これは、マイクを使いながら同時に充電したい時などにオススメです。
動画撮影はバッテリーの消耗が激しいので充電しながらがオススメ。
せっかくのリグですのでバッテリーも一緒に取り付けてみるのもいいかもしれません。
- iPadは気をつけて!
iPad Proで使えると謳っている、Belkin ベルキンNPA004btBK [iPad Pro 対応 USB-C to 3.5mm オーディオ、 チャージ アダプタ]は、使えない場合もありました。
ミキサーを使って複数の音声を同時に収音
スマートミキサーを使うと、マイクを複数台使用することができます。
ビデオ用三脚
ビデオ用三脚は動画撮影の基礎であるフィックス(固定)撮影をするのに必須です。
これは絶対にあったほうがいい。何故ならば動画を撮影するための動画用三脚というのは、軸を固定しながら動かすことができるからです。
ミニ三脚
- スマートフォン用の三脚です。
脚を閉じることで手持ちすることもでき、外部マイクをつけるためのアダプターが上部にあります。
持ち運びを考えるとミニ三脚なんかを用意していると良いでしょう。
高いところから撮りたい場合や、ビデオカメラのように使うのであれば、しっかりとした大型のものもあったほうがいいですね。
Ztylus Journalist MK II ミニ三脚
Phone13 Proで動画撮影を始めたい方にオススメ。スマートフォン用ミニ三脚、Ztylus Journalist MK IIは脚を閉じることで手持ちすることもでき、外部マイクをつけるためのアダプターが上部にあります。また、スマホを縦にして使うこともできるので、Instagram、TikTokで見てもらうための縦動画を撮影するのにもオススメです!
*こちら生産完了品
- スマートフォン用の三脚です。
脚を閉じることで手持ちすることもでき、外部マイクをつけるためのアダプターが上部にあります。
ミニ三脚KOZIRO
PhoneX(XS)で動画撮影を始めたい方にオススメ。スマートフォン用ミニ三脚、KOZIRO MINI TRIPOD KITは脚を閉じることで手持ちすることもでき、外部マイクをつけるためのアダプターが上部にあります。また、スマホを縦にして使うこともできるので、スマホで見てもらうための縦動画を撮影するのにもオススメです!
ビデオ用三脚 TH-X & TH-M
iPhonegrapherを名乗るんだったらキチンとした三脚を使ってiPhoneをビデオ代わりに使うべきですよね!
はい!てなわけで、今のところ一番オススメの三脚はTH-Xです。
少しオーバースペックでもう少し軽いカメラを載せれるようのビデオ三脚があればいいんですけれども、今のところこれが一番オススメです。
三脚も奥が深くてカメラの重さに合った三脚を選ばないといけません。
ですので、iPhoneを載せる場合はマイクやレンズやその他の機材をくっつけた状態で丁度いいと思います。
動画用三脚と写真用三脚は違います!フレームの最後までしっかりと被写体を追いかけられる三脚を選ぶことで、最高の動画を作れることでしょう!
ミニ三脚のKOZIROの上部にあるスマホホルダー部を取り外して三脚に着けることも可能です。
ホールド(固定)機材
撮影の時に綺麗に撮影するためにしっかりとホールド(固定)できる機材を紹介します!
iPhoneは撮影機材ではなく携帯電話ですので、マイクを取り付けたり照明やバッテリーを取り付けたりするようにはできていません。当たり前ですね。
ですので、撮影を効率よく運用するために取り付ける様々なオプション品をまとめる機材が必要です。そこで必要となってくるのがハンドルだとかリグ、水平に保ってくれるジンバル(スタビライザー)が必要になってきます。
ハンドル・グリップ・リグ
綺麗に撮る為にはiPhoneを両手でしっかりと握れた方が良いでしょう!
shoulderpodのX1という商品はiPhoneを簡単にしっかりと固定すると同時に二つのハンドルが取り付けれます。
機材を周りに取り付けることができるリグ
このハンドルはリグと言って共通規格のネジ穴が空いています。
このおかげでiPhoneだけではなく、他にも機材を取り付けることができます。
このX1だけでは自立させることができないので、下にミニ三脚を取り付けて見ましょう。これで、地面やテーブルの上などにiPhoneを立てておくことができるようになるます。あった方が便利!
ジンバル(スタビライザー)
しっかりとiPhoneを握るだけではなく、常に水平を保ってくれる機材もあります。
これであなたもプロのようなブレのない滑らかな映像が撮れますよ!
早速全ての機材を組み合わせて見ましょう
基本的な組み合わせ例
iphone-movie-items – Curated tweets by TKMS_all4Aミキサーなどを用いた組み合わせ例
こちらは以前ご紹介していた、ミキサーとワイヤレスマイク(業務用)などを用いた組み合わせ例です。
・VideoMic GO
・SC7
・F8J212BTWHT [Audio+Charge RockStar 3.5mm]
・Mini Tripod Kit(KOZIRO)
両手で機材を持つこともできますし、三脚で地面に置くこともできます。
そして指向性のあるマイクで狙いたい音を収録
バッテリーで充電しながらも撮影できます。
如何でしたでしょうか?iPhone に機材を取り付けるだけで、こんなに本格的な撮影スタイルに仕上がります。
才能のあるのクリエイターは道具を選ばないと言いますが、今ある道具を最大限に生かして撮影するのもクリエイターの力だと思います。映像が作って見たいと思われたのであれば、今ある道具を生かして作ってみるのも如何でしょうか?
撮影が終わったら編集だ!
iPhoneだけで動画を作るなら編集もiPhoneだけで完結させたいですよね。
そんな方は、iPhoneに最初から入っているiMovieを使ってみては如何でしょうか?
iMovieの詳しい紹介は以下のページからご覧ください。
YouTubeでiPhoneで動画を撮るコツをご紹介!
動画つくーるはYouTubeもやっています。
この動画では、スマホでも応用の効く撮影テクニックをご紹介いたします!
撮影で最も大事なのは、何を撮っているかを意識することです。 iPhoneで手軽に撮れてしまっているので、みんな伝わる映像が撮れていると思い込んでしまっています。 なぜならば、それは映っているからです。画面に映っている事と。観せることは大きく違います。 きちんと見せなければ映っているだけで見せていることにはなりません。 それでは観客には伝わらないでしょう! 今回はそんなiPhoneでもなんでもカメラでの撮影の心構えをお話しできればと思います!
初心者向けの動画制作イベントしてます!
初心者でも動画が作れる基本操作をこちらの記事でご紹介しております♪
今さら聞けない動画編集の基本操作 / 初心者向けDavinci Resolve編
動画編集アプリ「Davinci Resolve」って?それって何?という方はこちらの記事!
無料の動画作成できるDavinci Resolve 15 Betaで何ができるの?初心者から始められる使い方・解説
もちろん、ちょっと触ったことがあるという方や映像関連業界でバリバリ編集だけされている方でも撮影の方法を知りたい!、などでも大歓迎です。
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